偏食なハリネズミ

ハリネズミは偏食だ…と言う話は聞いていたが、ここ最近その徹底した偏食ぶりに頭を痛めている。

マロンを飼い始める時、なるべく環境を変えない方がよいだろうと思い、ブリーダーさんのところ同じフードを購入して与えていた。一ヶ月経ち、フードがなくなってきたのでアマゾンで同じ会社のフードを注文したのだが、シリーズが違ったらしく粒の大きな違う種類のものが届いた。しまったなあ…と思いつつ、残っているフードと新しいフードを混ぜて与えてみたところ、粒の大きな新しいフードを綺麗に残して食べていた。

これはまずい…と思い、ブリーダーさんに連絡したところ、早急に同じフードを送っていただけることになった。ほっと安心したものの、1kg買ったこの新しいフードは全く無駄になってしまうのか…と少し残念に思ったので、数日間、二種類のフードを混ぜて与えていた。

するとある日、突然気が向いたのか、新しい粒の大きなフードも食べ始めた。やった!これで無駄にならなくて済む!と喜んだのもつかの間、今度は今まで食べていた小さな粒のフードを全く食べなくなってしまった。今までと反対に、粒の小さなフードだけを綺麗に残して食べるようになってしまったのだ。わざわざ1キロも取り寄せたフード、どうするのよ…。なんとか食べてもらおうと、ふりかけたり、混ぜこんだり色々してみたが、器用に選り分けて大きな粒の新しいフードだけを食べる。そして、そのフードがなくなると、ちゃぶ台返しさながら、餌皿をひっくり返してケージ内に今までのフードを撒き散らす。マロン、なかなかの強者だ…。

ハリネズミのだっこ

私と娘にはだいぶ慣れてきたマロン。世話をすることにより、臭いを覚えてもらえ、心を開いてくれるようになるようだ。なので、最近はだっこしてもあまり針をたてなくなった。

ハリネズミの抱き方

1.ハリネズミをすくうように、両手のひらをハリネズミのお腹の下にやさしく滑り込ませる。ここで人間がビクビクすると、ハリネズミにもそれが伝わって針をたてるので、自然な感じでスッとやるのがよい。

2.安定するように手で包み込み、ゆっくり持ち上げる。うっかり落としたりするとすぐに骨折してしまうので、慣れないうちは、必ず座った状態で抱っこして、万が一落ちても怪我をしない程度の高さで抱くようにする。

3.お尻をささえて安定させる。すっぽりおさまるように抱くと落ち着く。

でも、抱かれ心地が悪いと、だんだん針がたってくる。(それもまたかわいい)

ハリネズミのトイレトレーニング

ハリネズミ用のトイレを購入したので、マロンのトイレトレーニングを開始。

トイレトレーニングといっても、犬や猫のように褒めたり叱ったりしてしつけるわけではない。(だってハリネズミだもん。)同じところに排泄する傾向がある&ねぐらは綺麗に保つというハリネズミの習性を生かし、排泄の場をこちらが指定したトイレに導くようにする、というだけである。そういう意味では、「トイレリーディング」といったほうが良いのかもしれない。

方法は単純。ハリネズミを観察し、いつもどのあたりに排泄するかを覚えておく。この時点で、特に決まった場所にする傾向がみられない場合はトイレトレーニングは向かない子かもしれない。(わりと個体差があるようだ。)排泄の場所がみつかったら、そこにトイレを設置。マロンは寝ぐらから一番離れたケージのすみっこによくするので、そこにトイレをおいた。

うちは砂を使っているが、ペットシーツでもよいそうだ。そして、砂やシーツにわざとうんちやおしっこの匂いがつけておく。他のところにしたウンチやおしっこはすぐに回収し、匂いを拭き取っておく。

あとはこれを気長に続けていくだけ。今の所順調で、ケージの中にいる時は、おしっこは必ずトイレでするようになった。これはかなりありがたい。ケージの掃除が格段に楽になった。偉いぞ、マロン。うんちはたまに「あ、間に合わなかったのね…」と思うような位置にコロンと転がっているが、まあこれはご愛嬌。

ちなみに、ハリネズミのトイレ砂はおしっこをすると中の方に広がって固まる。上の写真の周りの砂を取り除いたところがこちら。表面からみるとわからないがけっこうな量をしていることがわかる。掃除の時にはきちんと中までチェックしてあげよう。

固まっているといっても、水分で湿っているから固まっているだけで猫砂のように手でつまめるほど固めるわけではない。ちょんと触るとすぐに粉砕する。なので、ハリネズミの小さなお尻や生殖器にくっついてしまう心配もない。

ただいま、ハウスキーピング中。しばらくお待ちくださいの図。

ハリネズミのトイレ

マロンを観察していると、同じところにうんち&おしっこをする傾向があることがわかった。これならばトイレトレーニングができるかもしれないと思い、トイレを導入することに。

選んだトイレは三晃商会のハリネズミスロープトイレと、ハリネズミサンド 1kgだ。

トイレ砂というと、猫砂やウサギ用の砂などの固まるタイプの砂が一般的だが、こうした固まるタイプの砂はハリネズミには適さないとのこと。ハリネズミはウサギや猫より小さいため、砂がお尻や生殖器にくっついた状態で固まったりしてしまう場合があるからだ。またうっかり誤食してしまうとお腹の中で固まって腸閉塞になる危険もあるとのこと。

なので若干割高ではあるが、水を吸っても固まらないハリネズミ専用の砂を使用することにした。粒もだいぶ小さく、サラサラ。ほんとに砂という感じだ。

水を吸っても猫砂のようにぎゅっと固まることはないが、おしっこをしたところは濡れた砂のようになり、ある程度固まった状態になるのですぐわかる。海岸に作った砂山のような感じといえばイメージしやすいだろうか。

初めてのトイレに初めての砂。どう反応するかなと思ったが、特に怖がりもせず。よし、いい傾向。早速トイレトレーニングをはじめてみようと思う。

やみつき…

先週は諸々あり、心身ともに疲れ切ってしまった。週末友人と会い気分転換をしたのでようやく復活。休息と安静は別物だという話をどこかで見たが、本当にそうだなあと思う。

新しい家族、マロン君も私の大きな癒しとなっている。最近は顔を見せて寝てくれるようになったし、首のあたりをなぜると「クックックッ」と鳴いてくれるようにもなった。猫が喉を鳴らすのと同じで、楽しい時や気持ちいい時に出す音らしい。
丸まって眠るマロンのブラシのようなハリの手触りが気持ちよく、思わず時間を忘れてしまう。普通の毛とは違う、独特の触感がやみつきに…。

しつこくやりすぎると、じんわりハリを立ててくるところもまたいい…と最近、完全にハリネズミに心を奪われている。

ハロウィンなので

ハロウィンなので、マロンとかぼちゃとでハロウィンらしいショットを撮ろうかと思ったのだが、落ち着きがないモデルなのでこんな感じに。(チーズで足止めしている。)本当は丸いの二つ的なイメージで撮りたかったのだが…。

ハリネズミの部屋さんぽ

ケージの掃除をするため、寝床ごとマロン君を外に出したら、なんと自分から出てきて、部屋の中を歩き始めた。

いつもは怯えて寝床で丸まっているのに、と娘とびっくり。せっかくなので、このまま自由に歩かせてみようと、初めての部屋さんぽに突入。

基本的に狭いところや暗い所が好きらしく(さすがモグラ)、テレビの下や食器棚の裏など、「ここはやめて!」と言いたくなる場所ばかりに入り込んでいく。そしてご丁寧にマーキングもしてくれる。

10分ほど探検させて、クッションを乗り越え(わりとアクティブな面を発見!)ピアノの裏へ行こうとした所で捕獲し、強制送還。

さんぽの時には囲いがガードが必要だと感じた。あるいは隙間という隙間にクッションなり枕なりを詰め込んでおくのも手だろう。

そして、さんぽの後は掃除が必須。思わぬところでうんちやおしっこをしている可能性もあるし、針が落ちていている場合もある。この針、うっかり踏むととても痛いので注意が必要だ。

マロン3日目

マロン君がやってきて3日目。ハリネズミは神経質なところがあるから、環境に慣れるまではお腹を壊したり、餌を食べなくなったりする…と聞いていたので心配したのだが、マロン君は肝っ玉が据わっているのか、鈍感なのか、餌もモリモリ食べ、フンもご立派なものをなされる。

ハリネズミを飼い始めてびっくりしたのがフンの量だ。起きてる間は、かなりの頻度でかなりの量をする。そしてよく食べる…。まるで赤ちゃんみたいだ。

ハリネズミのフンは草食動物みたいなコロコロしたもので、あまり臭いもない。むしろおしっこの方が強い臭いがある。でも、猫とか犬のものとくらべればあまり臭わなないと思う。

部屋の中にケージを置いているが、遊びにきた友達にも、「ペット臭とかしないね。」と言われる。

ハリネズミには毛があまりないから(針はあるけど。)臭いがつきにくい、と言うのもあるのかもしれない。

ハリネズミがやってきた

わが家に新しい家族が増えた。

ヨツユビハリネズミのマロン(オス)である。

針色はシナモンベースのパイド、紫がかった目とピンクの豚鼻がチャームポイント。

これから仲良く暮らそうね。

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