ハリネズミの表情

マロンと暮らし始めてもうすぐ1年。毎日見ていると、ハリネズミにも表情があるなと、感じるようになった。

楽しい時や探検モードの時は鼻を上にあげてふんふんと周りの匂いを嗅ぐ。鼻をあげた時の口元はなんだか笑っているように見える。目元も優しい感じ。

匂いを嗅いで、危険を感じると警戒モードに入る。(この時はカメラの匂いに反応。)頭の針が逆立ってきて、鼻の頭にしわがより「なんだよ?」とガンつけているような表情になるのだが…この顔が私はとても好きだ。

そして、考えている時。ふんふんするのをやめて、じっと考えているように固まる事がある。この先、進むべきか否か小さな頭で一生懸命考えた結果、このまま行こう!という結論を出してしまうのがマロンクオリティ…。(私がキャッチしたので転落は免れた。)

邪魔なんですけど

今日のマロンは探検気分だったらしく、部屋に放した途端、食器棚の裏を目指して猛ダッシュ。しかし、前回の反省を生かし、放す前に隙間にクッションを詰め込んでおいたのでセーフ!

ならばと反対側の隙間にまわったマロンだったが、やっぱりクッションが…。

頭突きしたり、引っ張ってみたり、ゴリ押しで潜ろうとしてみたりしばらく奮闘していた。わりと粘り強い性格のようだ。そんなに食器棚の裏が居心地良かったのだろうか。

ねー!君、邪魔なんですけど、どいてもらえませんかね?

スリッパ依存症

最近、マロン君のスリッパへの執着がすごい。寝る時も、散歩の時も常にスリッパに頭を突っ込んでいる。マスクをしていないと不安になるからと花粉症でも風邪でもないのにいつもマスクをしている人がいるらしいが、そんな感じだ。

朝、部屋に放すとまずもぐる。

頭を突っ込んだ状態でひっくり返り…

かぶる。これが、マロンの基本スタイル。歩く時も寝る時も、常にスリッパに頭を突っ込んでいる。

時々顔をだして、周りの様子をチェックしたり、水をのんだりするが、

またかぶり直して寝る…。

ちなみにスリッパを取り上げると、激怒する。日頃私には針は立てないのに、スリッパが絡むとこんなになってしまう。こうなると流石に持てない。

コチコチヘアー

また昨夜アンティングしたらしく、ポマードをつけてセットしたみたいに頭の針がコチコチに固まっていた。こんなところまで舌が伸びるのね…とちょっとびっくり。自分でつけたくせに、気になってかきむしるのでお風呂へGo。

耳に水が入らないよう気をつけながら、優しく手で水をかけ、固まった泡をゆるめていく。足湯は好きだが、頭に水がかかるのは嫌なようで、脱走しようとシンクをよじのぼるマロン。

なかなか苦戦したが、どうにか固まりを取ることができた。湯上がりタオルに包まれ、ホッとした表情のマロン君。

頭の針も綺麗に開くようになった。

ハリネズミのエコバッグ

ハリネズミブームがきているのか、街中でハリネズミグッズをよく見かけるようになった。お弁当箱、財布、ポーチ、マグにお皿など、様々なところに色々なデザインのハリネズミがいる。

ハリネズミのエコバックでかわいいやつがあったら欲しいなと思っていたら、横浜でとても可愛い子に出会った。リサ・ラーソンのハリネズミエコバックだ。

顔ももちろんがわいいが、縦向きにハリネズミを配置するというデザインが斬新だと思った。今まで色々なところでハリネズミエコバックを見てきたが、みんな普通に横か正面を向いていた。 

裏面はハリネズミの針部分だけ。シンプルなモダンアート的な感じになるので40代の私が持っても、可愛すぎることがないだろう。

デザイン的には大満足なのだが、生地が思った以上にペラペラであることが少々気になる。生地が薄い分、小さくたためるから良いというメリットもあるが、このペラペラ感で3000円超えというのはちょっと悩んでしまう価格だった。(でも最終的には買ってしまった…。)

しかし値段だけあるようで、生地&縫製は丈夫。結構な重さの荷物を入れたりしているが、今のところ破れたりほつれたりする様子はない。

ハリネズミの寝袋

9月に入った途端、急に涼しくなったような気がする。朝晩はそれなりに冷えるようになったので、マロン君にも寝袋を用意することに。

小動物用の寝袋。イラストから予想するに、フェレット、インコ、うさぎなんかに使用することをイメージしているのだと思われる。うちのマロン君はハリネズミとしては割と大きい方なのでこれくらいのサイズの方が広々できるかなと思い買ったのだが…わりとぴったりサイズだった。(そして、最近人目を気にせず餌を食べるようになったマロン…。)

この寝袋、両はしに輪っかがついており、吊るして使用することもできる。(このあたりが多分フェレット仕様。)なので、革紐をつけてポシェットみたいに使用することも可能。試しに近場を一緒に散歩してみたが、やはり匂いで外に出ていることがわかるのかしきりに鼻をフンフンさせて様子を伺っていた。娘は念願のペットとお散歩ができて大喜びだった。

これから散歩が気持ちいい季節になるし、たまに一緒にお出かけするのも楽しいかもしれない。まあ、マロン的にはおうちで静かに寝袋に潜っている方がいいのだと思うけれど。

マロン脱走

日中はほとんどハリハウスの中で寝ているマロンだが、たまにやたら活動的になることがある。今日は朝から元気にスリッパで遊び、なかなかハリハウスに入らなかった。運動不足気味だしちょうどいいや…とスリッパと戯れるマロンを眺めていたのだが、30分くらいするとハリハウスの方へ入ってごそごそと寝る準備を始めた。このまま寝るだろうと思い、2階へ仕事道具を取りに行き、戻ってくるとマロンがいない。一瞬の隙をついてバリケードを突破し脱走してしまったようだ。

とりあえずマロンが潜り込みそうなところをかたっぱしから覗き込んでみる。写真だなの隙間、コーヒー棚の隙間、電話台の下、ベンチの下、ピアノの裏…。どこにもいない。さすがに焦ってきたが「落ち着いてマロンの気を感じるんだ!」と自分に言い聞かせじっと耳をすましていると、食器棚の後ろからたわしをこするような音がする。

覗き込むと、そこに奴はいた。一番入って欲しくなかった食器棚の裏に入り込んでいた。動かせないし、手も入らない。ここにだけは入り込まないようにと細心の注意を払っていたのだが、今日に限って隙間を塞いでいなかった。あらゆる事故は「今日に限ってやってなかった」という不注意から生まれるものだなとふと思った。

マロン的には念願の探検エリアだ。「狭くて長い素敵なトンネル見つけたぜ!」と喜んでいるのか、楽しそうにふんふんと鼻を鳴らし行ったりきたりしている。お風呂に入れたばかりなのに、お腹で床の綿ぼこりをかき集めている。まるで小型ルンバだ。

捕まえるためには、私の手が届く所にまでマロンをおびき出さなければならない。マロンは穴や隙間に入りこんだ後、必ず出口を確認する癖があるので、とりあえず片側の隙間を塞いで様子を見る。すると予想通り、塞いでない方の隙間の方へとトコトコ歩いてきた。あとちょっとで手が届く…と思ったところで私の気配を感じたのか、くるりと踵を返して奥の方へ戻ってしまった。

かくなる上は、「ダーウィンが来た!」で見たハリネズミの習性を参考に考えた「ライバル登場!作戦」を遂行するしかない。ヨーロッパの野生のハリネズミは巣穴を巡ってよく争いをするそうだ。自分の巣穴に入ってこようとするライバルに対しては、体当たりして追い出そうとする。その習性を使ってマロンを隙間の外までおびき出すのだ。

手始めに、マロンの頭のある方の隙間から夫が愛用しているクッションを突っ込んでみる。なぜ、夫愛用のクッションかというと、我が家の中で夫にだけは慣れていないためだ。(私や娘の匂いには慣れているため警戒しない。)予想通り、「フッフッフッ…!」と威嚇を始めるマロン。さらに突っ込んでマロンの頭をツンツンしてみると、「シュー!シュー!シュー!」と湯沸かしのような音を立てて怒りのハリハリアタック。「戦い挑んできたけど威嚇され弱気になってきたライバル」を装うように、後退&ツンツンを繰り返しちょっとずつ出口の方へおびき寄せ…マロンが隙間から体を出してアタックして来たところを捕獲。作戦成功だ。30分ほどかかったが、なんとか無事に捕まえることができて一安心。

マロンの方はというと、ちぇ、なんだよ…という感じにお気に入りのスリッパに頭を突っ込んでふて寝を始めた。一瞬の不注意が思わぬ事態を招くことがあるのだなと反省した午前中だった。

本日の脱走犯。