ヤドカリ生活

本格的に冬になり、朝晩冷え込むようになったため、マロンの寝床も暖かくしてあげようと思い、100均で、フリースのネックウォーマーを買った。ネックウォーマーの片側をきゅっと巾着状に締めると、袋状になり、いい感じの寝床となる。複数枚買って毎日取り替えれば衛生面も良い。

案の定、マロンちゃんはとっても気に入ってくれた。そして気に入りすぎて…困ったことになった。一日中、そのフリースから出てこなくなってしまったのだ。水を飲む時も、ごはんを食べる時も、顔だけちょこんと出して、体はフリースに入ったまま。

まるで、冬のコタツから出てこられなくなってしまった人みたいだ。あるいは、背中に寝床を背負って歩くヤドカリだ。

そんな訳で、ケージをのぞくと、いつでもこんな状態。

部屋散歩させようと、ケージからハウスに移動させてもこのありさまだ。

これではまるで、フリースを飼っている感じだ。ネックウォーマーをとりあげてしまう、という手も試してみたが、そうするともぐれる所を探し周り、最終的に床に敷いてあるマットをめくり上げてもぐってしまった。要するに、何をしてももぐってしまうのだ。

 気持ちはわかるけど…たまには出て来なさい。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
ドタバタと年末年始が過ぎ、ようやく少し余裕が出てきました。マイペースな更新となりますが、今年もどうぞよろしくお願いします。

少し遅くなってしまったけれど、マロンにもクリスマスプレゼントを買ってみた。

木のトンネル。穴が大好きなマロンはきっと喜んでくれるはず!と思ったのだ。

わーい。いい感じの穴があるぞ〜と興味津々のマロン。私の予想どおり、早速もぐっていったのだが。

アッ!

お尻が詰まって、もぐれない…。

横穴の方はさらに小さかったらしく、頭しか入らなかった…。マロンは、年末年始を経た私のお腹同様、思った以上に成長していたようだ。

ペタペタ判子

ケージの掃除のためマロンを外に出し、ハリハウスへと移動させたら、今日は探検モードだったらしく、珍しくハリハウスから脱出し、トコトコと散歩を始めた。

しばらく自由に歩かせていたが、電話台の下へ潜ろうとしたので、そこはちょっと…と抱き上げようとしたところ…ウンティーをぷりっ。あ!と思ったが、時すでに遅く、後ずさりした時に自分で踏みつけ、後ろ足にぺっとりとブツが…。そしてその状態の足で、私から逃げ出そうと部屋の中を歩きまわり、茶色の判子をペタペタとやってくれた。

そんな訳で師走の忙しいこの時期に、朝から床掃除をすることに。まあ、ついでに玄関の大掃除もできたしよしとしする。

ケージにいる時は、ウンチは必ずトイレ(砂場)にし、砂をかけるため、ウンチはすぐ乾燥して砂をまぶした胡麻団子状態になる。そのため、足や体にくっつけた事はあまりなかった。こんなに盛大にくっつけてくれたのは初めてかもしれない。

この一ヶ月でまたサイズアップしたような気がする…。

Merry Christmas!

マロンと迎える初めてのクリスマス。記念にツリーと一緒にクリスマスらしいショットを…と思ったが、マロンはおとなしくじっとしてないタイプの子なのでこれが限界。

クリスマスプレゼントに…と娘がミルワームを購入。前回のドライタイプには見向きもしなかったので、今回は思い切って生タイプにしてみた。

私は恐ろしくて触れなかったが、娘曰く「プニプニしてる」とのこと。お皿に入れたら少しはオシャレに見えるかなと思ったが…だめだった。どうやっても、虫は虫。美味しそうには撮れなかった。

しかし、マロンが喜んでくれるならそれでいい。さあ、クリスマスのご馳走だよ〜と与えてみたが…。匂いを嗅ぐものの、食べようとはしない。インスタなどではみんな幸せそうにミルワームを食しているからマロンも喜ぶかな…と思ったのだが…。

マロンは慎重なところがあり、初めての見る食べ物は初日には絶対食べないので、もうしばらく様子を見ることにする。その間、ミルワームは冷蔵庫保管か…。

初めてのお泊まり

この週末は実家でクリスマスパーティーだった。一泊くらいならマロンはお留守番も可能だが、最近は寒くなってきたし、じいじ達にマロンを見せたい!という娘の思いもあり、連れて行ってみることにした。



運搬用に使ったのはDO DO PETの小型犬用のキャリーバッグ。ハリネズミ用の小型のキャリーも売っているが、大きめのキャリーの方がおしっこ&うんちまみれにならないかなと思いこちらを購入した。バッグの片側にねぐらを置き、もう片側をトイレエリアとして空けておいたところ、綺麗好きのマロンは、移動中もねぐらから出てきてトイレをしてくれていたので、実家に着いた時もねぐらとマロンは綺麗なままだった。(予定通り!)

実家にケージはないので、アマゾンのダンボールにペットシーツをしいたものを使用。若干狭いが、一泊なのでこれで我慢してもらうことに。匂いに敏感なハリネズミは、別の家などに行って周囲の匂いが変わることがストレスになるらしい。そのため、なるべくいつもの環境と変わらないようにしてあげようと、トイレやねぐら、エサ皿は家で使っているものをそのまま持ってきた。その甲斐あってか、着いて5分くらいは周囲の様子を伺うようにふんふんと匂いを嗅ぎまくっていたがすぐにおちついてエサを食べ始めた。

冬のハリネズミの飼育で一番大切なのは温度管理。実家は我が家よりも少し寒いので周囲にはホッカイロを貼り付け、ダンボールの下には小型ヒータを設置。ダンボールの上にはフリース毛布を被せ保温を図る。

環境変化のストレスからでエサを食べなかったり、お腹を壊したりするかもしれない…と心配したが、あっという間に適応し、実家でも気ままに過ごしていた。ねぐらから頭を出して寝ていたりとすっかりリラックスした様子。



翌日の帰宅も順調。体調を崩すことなく、実家お泊まりミッションをコンプリートできて一安心。実家の両親にもハリネズミの魅力を伝えることができた。

でもマロン的には「やっぱりマイホームが一番!」のようだ。

蒸しタオルでふきふき

マロンを撫でていると、針の一部が固まっているのを発見した。チューブ糊のような粘性のあるものがくっついている。

アンティングした時の泡なのか、精液(そろそろ発情期に入る)なのか…。正体は不明だが、マロンも気になってそこをひっかいてばかりいるのでとってやることに。

野生ではハリネズミは水浴びをしない。(代わりに砂浴びをして体を清潔に保っている。)そのため、基本的に水が苦手だし、泳ぎも下手で溺れやすい。ブリーダーさんにも、お風呂は下痢便がこびりついた時とか、どうしようもない時だけにするようにとのアドバイスをいただいた。

そんな訳で今回は、お風呂ではなく、蒸しタオルでふきふきしてきれいにしてあげることに。

 

蒸しタオルを冷まし、こびりついた部分を撫でるようにして優しく拭き取る。脱走しようとしたり、ハリをたててイガグリになったりするので大変だったが、娘と二人がかりでなんとかきれにとることができた。

スッキリ〜!したら、ハリケツ出しておねんねのマロン。まさに、頭隠して尻隠さず…。

大きくなったよ

マロン君がやってきて、1か月ちょっと。毎日見ていると気がつかないが、重さも大きさも2倍くらいアップした。

わが家にやってきて5日目のマロン。体重は326gで、娘の手にすっぽりとおさまっている。顔も少し幼いような気がする。

そして、最近のマロン。体重は535gで、娘の手から若干あふれている。

決して食っちゃ寝生活で太った訳ではない。大人サイズに成長してきたのである。

ペットショップで売られているハリネズミや、ペットグッズのパッケージなどに写っているハリネズミは、生まれて3か月くらいの子供が多いので、ハリネズミ=ハムスターくらいと言うイメージを持っている人が多いようだ。うちに遊びに来た友達も、マロンを見て「意外に大きいね」と驚く事が多い。

大きさは22cmくらいにまで、体重は個体によっては700gくらいまでいくこともあるらしい。飼育ケージのサイズが60×30cmは必要と言われるのはこのためだ。飼ってから、こんなに大きくなるなんて!と驚くことのないよう、事前にそのあたりもイメージしておく事が大切だ。

かく言う私も、たった1か月でこんなに成長するなんて思わなかったので、驚いている。でも、大きくなっても、可愛らしさは変わらない。

ハリハウス

吉祥寺のカゴ屋さんメヌイで買ったマロンちゃん用のハウスが届いた。おそらく猫とか小型犬とかが使用するイメージで作られたのだろう。かなり立派なサイズだ。

サイトでこの商品を見た時、ケージの中でねぐらとして使えるようなサイズかな、と勝手にイメージしていたのだが、店舗で実物をみてその大きさにびっくりした。しかし、このサイズと形…ケージから出して触れ合う時にあったら便利かも…と思い購入。

この1ヶ月、お部屋さんぽをさせてわかったことだが、基本的にマロンはオープンな場所は嫌がり、部屋に放すとすぐに棚の下や植木鉢の影など隅っこや物陰に潜り込んで丸まってしまう。なので、屋根がありちょっと薄暗くなっているこのハウスなら活動的な状態で、触れ合うことができるかもしれないと思った。それに、今日みたいに寒い日は、玄関ではなくこれに入れて室内の暖かい場所に置いておくこともできる。

早速中に放してみる。最初は訝しげに周囲の匂いを嗅いでいたが、すぐに慣れ、餌をぽりぽり食べ始めた。

気に入ってくれたようでよかった。

愛しのハリケツ


最近、娘とハマっていることがある。マロン君のおしり「ハリケツ」を激写することだ。

ハリネズミのしっぽはとても可愛らしいのだが、基本的に針に隠れているので、本当にリラックスして、体をだらしなく伸ばしている時にしか見ることができない。

なんとかピコンと飛び出たしっぽを写真におさめたいのだが…。ケージ越しでも人の気配を感じると近づくとすぐに隠してしまう。

最近ようやく撮影に成功したのがこちら。

飼い主だけしか見ることができない、愛しのハリケツだ。

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