ハリネズミのケガと消毒

先日マロンがケガをした。鼻先で穴を掘るのが好きなのでハウスか何かに鼻をこすった際、口元を擦りむいてしまったようだ。痛そうな様子はないが出血していたのでかなりびっくりした。

下からみると悪化したおできのように腫れているのがよくわかる。ハリネズミの口内には雑菌が多いため、ちょっとした怪我でも悪化しやすいそうだ。

血と一緒にウミも出ていたのでそれらを拭き取って傷口を消毒。血はすぐ止まったのでこのまま自宅で様子をみることにする。またばい菌が入らないように水や餌は口をつけるたびに取り替え、口周りの清潔を保つようにした。

消毒に使ったのはペット用の消毒液Comosy(コモスイ) ペット。主成分は次亜塩素酸ナトリウム。哺乳瓶消毒液で有名なミルトンと同じ成分である。

説明書きには「ペットにも人にも安全で飲んでも害はない」と書いてあるが、ハリネズミは犬や猫よりもずっと体が小さい。そのためうちでは原液ではなく少し薄めてから(1.5〜2倍)使用している。除菌・消臭効果があり、ケージの掃除にも使える。

翌朝、マロンの傷口はかさぶたになっていた。前の日から出血もないようで一安心。

腫れも前の日よりひいてきている。

さらにその翌日(3日後)にはかさぶたもとれ、傷口は綺麗になった。まだ腫れた感じはあるが快方に向かっているようでホッとする。

ケガから5日後、腫れもひいてきた。

ハリネズミはとても代謝が早いので、ケガも治るのが早い。軽い怪我の場合、患部の消毒と清潔の維持ができれば自宅での治療も可能だが、患部を触らせてくれない場合&腫れや出血が続くは即病院へ。ハリネズミは被捕食生物であるため体調の悪さやケガを隠す傾向がある。様子がおかしくなった時にはもう手遅れ…ということが多いようなので、毎日の健康チェックを欠かさないようにしよう。

ほんと、心配しましたよマロンさん。

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